はり・きゅう広場mie 肩こりと生活習慣病

生活習慣病ってなに?

生活習慣病は普段の食生活や仕事などで身体のバランスがくずれるために起こる病です。長年の食生活や生活環境、もって生まれた体質までもが複雑にからみあって少しずつ蓄積されてしまうため、自覚症状も少なく慢性化してしまうことの多い病気です。
運動不足や食事の偏り、ストレスなどで動脈硬化を起こし、それに伴って様々な症状が現れてくるために、慢性化して治りにくいのが特徴です。

主な生活習慣病
高血圧症、高脂血症、糖尿病、動脈硬化症、痛風など

肩こりは生活習慣病のサイン

生活習慣病は原因がわかりにくく自覚症状も少ないために、知らないうちに悪化させ慢性化することの多い病気です。 そんな生活習慣病を早く見つける方法として肩こりがあります。肩こりにはもともと姿勢などが悪くて起こるものの他に、生活習慣病に特有の内臓疾患や高血圧などが原因で起こるものもあります。 いままで感じなかった肩こりを自覚した時は生活習慣病のサインかもしれません。

肩こりの種類と生活習慣病

肩こりの分類
  1. 左肩のコリは胃の上部、すい臓、左肺、左気管支が弱って起きることがあります。
  2. 右肩のコリは胃、十二指腸、肝臓、右肺、右気管支が弱って起きることがあります。
  3. 右の肩の痛みは胆石や胆のうの炎症で起こることがあります。
  4. 左腕の内側や肩甲骨の間の痛みは心臓疾患で起こることがあります。
  5. 横隔膜やその周囲の病気は首・肩・背中の血行障害を起こして肩こりの原因になります。
  6. 目・耳・鼻・のどの病気も肩こりの原因になります。
  7. 高血圧、脳血管障害、婦人科疾患、糖尿病なども肩こりの原因になります。

肩こりの原因とは

症状肩こり
筋肉の持続収縮疼痛筋肉の血行不良
関係疾患整形外科的疾患内科的疾患精神・神経科的疾患眼科・耳鼻科的疾患
五十肩、頸椎の異常など胃、肺、肝臓、腸などが弱っているストレス、自律神経の異常目、耳、鼻が弱っている

早期発見が大切です

生活習慣病は中年期から気が付かないうちに進行し、気が付いたときには命にかかわることもある病気です。普段から健康に気を使うようにして、年に一回は健康診断を受けることをお勧めします。
また肩こりには鍼灸治療がお勧めです。鍼灸で肩こりを治療することで内臓の強化・調整もできるため、生活習慣病の予防にも役立ちます。

鍼灸で生活習慣病を克服

若返りのツボここにご紹介するのは生活習慣病の治療でよく使われる代表的な若返りのツボです。

百会ひゃくえ 高血圧の人はここにお灸をすると、血圧が安定し耳鳴りやめまいを緩めることができます。

風池ふうち 風邪の予防と治療に効果があります。高血圧による頭痛や肩こりにもよく効きます。
生活習慣病による鼻・目・耳の疾患にも効果があります。

肩井けんせい 肩こり・頭痛・神経衰弱などに効果的なツボです。

大椎だいつい 頭痛・扁桃炎・肺疾患など呼吸器系の病気に効果的なツボです。

身柱しんちゅう 文字通り身体の柱という意味で大切なツボです。脳溢血、顔面神経麻痺、喘息、疲労回復、肩背痛など多くの病気に効果があります。

曲池きょくち 生活習慣病による眼疾患、腕や肩の神経痛、月経不順などの婦人病などに効果のあるツボです。

足三里あしさんり 昔から万病に用いられ不老長寿のツボとして知られています。生活習慣病による胃疾患、坐骨神経痛、リウマチ、脚気などにも効果があります。(足三里は表側にあります)

ここにご紹介したツボはあくまでも一例です。それぞれの症状、体質に合わせて、あらゆるツボを使って治療いたします。

生活習慣病を予防するには

生活習慣病を予防するために心がけたいこと

  1. 年に一回は定期健康診断を受けて、病気の早期発見に努めましょう
  2. 腹八分目を心がけ暴飲暴食をさけましょう。とくに野菜などのコレステロールの溜まらない食物を多くとりましょう
  3. 規則正しく充分な睡眠をとりましょう
  4. 身体に無理のない運動を毎日続けましょう
  5. タバコは百害あって一利無し。節煙、禁煙に努めましょう
  6. 病気の治療は自己診断をさけ、医師・鍼灸師に相談しましょう
  7. 病は気から。怒らず、くよくよせず、いつもほがらかに暮らしましょう

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