中高年者になると老化による骨、筋肉、関節などの変化のため、軽い力でも外傷を起こしたり、使いすぎによる障害をおこしやすくなっています。
中高年によくみられるスポーツ外傷は などです。
スポーツ障害には
- 上腕骨上顆炎(テニス肘)
- 肋骨疲労骨折(ゴルフ骨折)
- 手関節部腱鞘炎
- 膝関節痛
- 腰痛
などがあります。

中高年の障害原因
- ウォーミングアップの不足
- 筋力低下
- 柔軟性の低下
- 骨、関節、筋肉、腱の加齢的な変化
- その他(肥満、アライメント不良)

外傷・障害の予防策
- 日頃からの運動
- スポーツ前の十分な準備運動
- 用具(靴など)に対する注意
- コンディションづくりと体調が悪いときに無理をしない心がけ
- 気候や時間帯に注意
- 年齢、体力、実力に合った運動でオーバーにならないようにする
- 関節や脊椎の硬さに応じた、無理をかけないフォームに変える

もしスポーツ外傷・障害をおこしたら
スポーツ現場で外傷や障害をおこしたときに出来る一般的な処置としてRICEが知られています。 応急処置のひとつで現場でおこなえる最も簡単で有効なものです。
- R(Rest)安静
患部を安静にし動かさないようにします。場合によってはテープなどで固定することもあります - I(Ice)冷却
患部の血管を収縮させて出血を抑え、炎症を軽減させて痛みを和らげることができます - C(Compression)圧迫
患部に圧力を加えて腫れを抑えます。湿らせた弾力包帯がよく使われます - E(Elevation)高挙
患部を心臓より高く持ち上げることで腫れを抑えます。高挙は冷却と圧迫のあとで行います
スポーツ外傷や障害をおこしたときは自己判断せず、医師の診察を受けましょう。

スポーツとはり・きゅう
スポーツ鍼灸とは
東洋医学としての鍼灸治療をスポーツ分野のなかに取り入れ、スポーツ障害の治療や障害発生の予防、コンディショニングのひとつとして役立てていこうとするもので、スポーツ医科学に関する広い知識と高い鍼灸技術を提供する鍼灸師が行う治療のことをいいます。
鍼灸治療の効果
- 痛みを和らげる鎮痛効果
- 血行を改善し、疲労物質を取り除くことで疲労回復を促す効果
- 筋肉の緊張を緩め、動きをなめらかにする効果
- 運動神経や自律神経の失調を整え、神経から筋への指示系統の促進をはかる効果
- 免疫能力を高めて病気に対する抵抗力を強める効果
コンディショニングと鍼灸
鍼灸治療は血行を促進し免疫能力を高め、胃腸障害・全身倦怠・目の疲れ・頭痛・感冒・生理不順・生理痛・手足の冷えなどの全身状態の改善を図り、筋肉の張りを和らげ体力増進を促します。
より高い自己記録を目指すスポーツマンとは高い自己管理能力を持ち、ケガをしてから治療にかかるのではなく、いかにケガをしないかを考えられる人を言います。
このようなスポーツマンが常に体調の良い状態を維持するための良きパートナーとして必要なのがスポーツ医科学に関する広い知識と高い鍼灸技術を有する鍼灸師です。 |